「健美屋とは」
健美屋を立ち上げた株式会社ハートラストは、整体院から始まった会社でした。整体やトレーニングを提供し、お客様の身体を整え、楽にすることが目的でした。会社自体は順調で、お客様の数も増えていました。 しかし、整体院が順調にいけばいくほど、あることが頭をもたげてくるようになっていったのです。 それは、整体やトレーニングで身体の痛みから解放されたはずのお客様から寄せられる声にありました。
「だけど先生、まだなんか、だるいんです。なんとなく疲れるんです。」
こういうお客様は少なくありませんでした。
「なぜか疲れが取れないんです。」「いつも眠くて。頭がぼうっとする。」「便秘が治らないです。」「ちっとも痩せないんです。」
病院で検査しても悪いところは見あたらないと、お客様は言います。 しかし食生活の内容を聞いていると、その内容は驚くものでした。 パン、うどん、パスタ、ごはん、バナナ、飲み物はジュース……。当然のように一日三食、過剰な糖質を取っていて、明らかに食後の血糖値が乱高低しているのであろうという食生活だったのです。これではまずい、と思いました。これでは身体が疲弊しないはずがありません。血糖値の激しい変動は、精神的な不安やイライラ、眠気、だるさをもたらします。 また、「たんぱく質は何で摂取していますか」と聞けば、「先生、たんぱく質って何ですか?」とお答えになるのです。これでは、いくら一生懸命リハビリをしても、なかなか筋肉がついてこないはずだと思いました。 今までどおりのやり方で、一方的に整体をし、リハビリメニューをこなしていただくというだけでは、お客様の「生活の質」を高めることは決してできないだろうと考えたのです。
心に決めたことは――
これからは食生活を含めたトータルでのサポートをしよう――。
整体院でも食事指導を導入し始めました。
体調が改善するお客様が出てきました。
すると今度は、「たまにはスイーツも食べたいんです」「我慢できなくて」というお声が寄せられました。おっしゃるとおりだと思いました。しかし市販で売っている抵糖質のスイーツをおすすめすることもできませんでした。なぜなら人工甘味料や添加物が非常に多く含まれていることを知っていたからです。どれだけ低糖質であっても、身体に害があるものでは、まったく意味がありません。
そういったことを悩んでいたちょうどその頃に、ある女性との出会いがありました。 その女性は〈砂糖と小麦粉を一切使わない抵糖質スイーツ〉を長年にわたって研究している方でした。
女性はこう言います。
「人工甘味料も絶対に使わないんです。できるだけ天然の素材だけを使って、身体に良いスイーツを作りたいんです。食べるものが身体を作ります。たんぱく質も補えるように、小麦の代わりに大豆粉やアーモンドの粉を使いたいと思っています。大豆粉は膨らみにくいし、味にクセがあって大変ですが、その栄養価の高さから、どうしても見捨てることができないんですよ。他の材料との配合に工夫すれば大豆粉でもおいしいスイーツができるはずです。」
そして女性はこう言いました。
「自分の家族に食べさせたいと心から思えるものだけを、自信を持ってお客様に届けたいんです。」
これだ、と思いました。
この女性とタッグを組んだのが、健美屋の始まりでした。
健美屋のモットー。それは――
ただ糖質を制限するだけではなく、食材の安全性にも徹底的にこだわり抜く。
そして健美屋が提供するスイーツはどれも高タンパク質であること。
ただおいしいものをお腹いっぱい食べることが幸せ。今は、そういう時代ではありません。なるべく身体に良いものを、かしこく選ぶ。それができる時代だからこそ、今は幸せな時代なのだと思います。 健美屋はこれからも、時代にふさわしいスイーツをお作りします。 大切なあなたに、それから、あなたの大切な方に、自信をもってお届けできるスイーツだけをお作りします。